行政書士試験に必要な総勉強時間
行政書士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に600〜800時間とされています。法律の学習経験がある場合は600時間前後、まったくの初学者の場合は800〜1,000時間が目安です。
試験は毎年11月第2日曜日に実施されます。6月からスタートすれば試験まで約5ヶ月。平日2時間・土日6時間のペースで週22時間、5ヶ月で約440時間確保できます。法律学習の経験がある方はこのペースで合格圏に届きますが、初学者は4月スタートが理想的です。
行政書士試験の科目構成と配点
試験は法令科目と一般知識科目で構成されます。合格には総得点180点以上(300点満点)、かつ法令科目122点以上・一般知識科目24点以上という基準をすべて満たす必要があります。
法令科目(244点満点)の内訳は、憲法・行政法・民法・商法・基礎法学です。中でも行政法(76点)と民法(76点)の2科目だけで152点を占めており、この2科目を制することが合格の最短ルートです。
試験日から逆算した月別ロードマップ
4〜5月(試験6〜7ヶ月前):全体把握・インプット開始期
まず行政書士試験の全体像を把握します。テキストを1周し、各科目の概要と頻出分野を確認。この段階では完全理解を目指さず、「どんな科目があるか」を頭に入れることが目標です。
- 平日:1〜2時間(テキスト読み進め)
- 土日:各4〜5時間(テキスト読み込み・例題確認)
6〜7月(試験4〜5ヶ月前):重点科目の集中インプット期
行政法・民法を中心に本格的なインプットを開始します。行政法は行政手続法・行政不服申立て・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法の5分野を体系的に理解することが重要です。
- 平日:2時間(行政法・民法のテキスト+問題演習)
- 土日:各5〜6時間(重点科目の集中学習)
8月(試験3ヶ月前):問題演習・アウトプット強化期
テキストから問題集へ軸足を移します。肢別問題集を繰り返し解き、知識の定着を確認。間違えた問題は必ずテキストに戻って確認する「往復学習」を徹底します。
- 平日:2〜3時間(問題集演習)
- 土日:各6〜7時間(問題集1冊を繰り返す)
9〜10月(試験1〜2ヶ月前):過去問・弱点補強期
過去問10年分を繰り返し解きます。本番と同じ時間(3時間)で解く練習を週1〜2回実施し、時間配分を体に覚えさせます。記述式問題(行政法・民法各1問・行政法1問)の対策もこの時期から本格化。
- 平日:2〜3時間(過去問演習・記述対策)
- 土日:各7〜8時間(模擬試験形式での演習)
11月(試験直前):仕上げ・確認期
新しいことに手を出さず、これまでの学習内容を総復習します。弱点ノートを見直し、苦手な条文・判例を確認。体調管理を最優先に、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮できる準備をします。
挫折しやすいタイミングと対策
行政書士試験の勉強で挫折しやすいのは主に3つのタイミングです。
①民法・行政法のボリュームに圧倒される7〜8月──特に民法は条文数が多く、「覚えられない」という焦りが生まれやすい時期です。完璧主義を捨て「問題を解きながら覚える」スタイルに切り替えることで突破できます。
②9月の模試で合格点に届かないとき──9月時点で合格点に達していない受験者は多数います。過去問の正答率を科目別に分析し、伸びしろのある科目を優先的に強化することが最善の対策です。
③仕事との両立に疲れる10〜11月──ラストスパートで疲弊する時期です。「1日30分でも続ける」という最低ラインを守ることが大切です。
「社会人で資格試験勉強をする場合は、何よりも継続が大切です。そのためにまずは、環境を整えるとよいかと。一度家に帰ると疲れて寝てしまうので、仕事からの帰り道にそのまま自習室に直行していました。」(司法試験合格・会社員/35歳)
社会人が行政書士試験を突破するための環境づくり
KAKOIに行政書士試験の勉強で来た方の声を見ると、共通の障壁が見えてきます。
- 「自宅では睡魔や集中力の低下が否めず、また子育てもあるため。」(会社員/43歳)
- 「自宅マンションには学習に集中できるスペースがない。」(会社員/66歳)
- 「テレビ・ネットが障害。」(会社員/61歳)
行政書士試験は独学でも合格できる試験ですが、600〜800時間という勉強量を継続するためには、「勉強できる環境」を確保することが前提条件になります。KAKOIは年中無休・早朝深夜対応(店舗により異なる)のため、仕事のスケジュールに左右されず通えます。まずは無料体験で、毎日の学習拠点になれる場所かどうかを確かめてみてください。
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