8月、受験生にとって最も苛烈な季節
8月は受験生にとって残酷な月だ。外は連日35度を超える猛暑。友人たちのSNSには海や花火大会の写真が流れてくる。それでも「やめるわけにはいかない」と机に向かい続けなければならない。
医学部を志す受験生にとって、8月は特別な意味を持つ。国公立医学部の二次試験対策が本格化し、私立医学部の出願時期も重なる。一年間の努力がこの夏に凝縮されると言っても過言ではない。
今回紹介するのは、自習室KAKOIの本郷三丁目駅前店に通い、見事に国立大学医学部医学科への合格を果たした19歳の浪人生・Aさんの物語だ。彼女が語ってくれた言葉は、今この夏を必死に戦っているすべての受験生の心に響くはずだ。
家では集中できなかった、あの頃
Aさんが本郷三丁目駅前店の扉を初めて開けたのは、前年の11月のことだった。「目標は医学部合格のために毎日通うこと」と、入会時に書き記したその一文が、彼女の覚悟を物語っている。
浪人生活は想像以上に孤独だ。予備校を終えて帰宅しても、家には誘惑が待ち構えている。スマホを手に取れば、たちまち30分が消える。リビングから聞こえてくる家族の声や生活音が、せっかく作った集中の糸を断ち切る。
Aさんが最もつらいと感じていた悩みのひとつが、まさにそこだった。スマホ・SNSの誘惑と、家族の生活音・話し声。医学部という高い目標を掲げながら、自宅では思うように勉強が進まない日々が続いていた。
当初は親にお金の負担を掛けることになるので躊躇していたが、入会して良かった。料金以上のサービスだった。
Aさん・19歳・浪人生
医学部受験にかかる費用は、受験料だけでも数十万円に上る。そこに自習室の月額料金が加わることへの後ろめたさを、Aさんは入会前に抱えていた。しかし彼女は最終的に、自分への投資を選んだ。
自習室KAKOIを選んだ理由
Aさんが自習室KAKOIに惹かれた理由は、複数あった。
- 家から近かった
- 早朝・深夜も利用できる
- 年中無休・24時間利用可能
医学部受験は、勉強時間の絶対量が問われる戦いだ。1日に使える時間を最大化しようとすれば、早朝から深夜まで開いている場所が必要になる。「使いたいときに使えない」という制約は、受験生にとって致命的だ。
KAKOIが年中無休・24時間利用可能だという事実は、Aさんにとって単なる利便性以上の意味を持っていた。「いつでも行ける」という安心感が、勉強を習慣化するうえでの強力な支えになったのだ。
朝7時半から夜11時半まで、それが日常になった
入会後、Aさんの日課は劇的に変わった。平日は朝7時半に席に着き、夜11時半頃まで集中して勉強する。その時間、実に16時間に及ぶ。
もちろん最初からそれができたわけではない。最初は体力的にも精神的にも、長時間の集中を続けることは難しかった。それでも「毎日通う」という自分との約束を守り続けるうちに、体が慣れ、集中力が伸び、気づけば自習室がAさんにとって「当たり前の居場所」になっていた。
Aさんが愛用していたのが、KAKOIに備え付けられた勉強タイマーだ。「1日の自分の頑張りが可視化されるため」という理由で、毎日タイマーを動かし続けた。数字が積み上がるたびに、目には見えない自信が少しずつ蓄えられていく感覚があったという。
入会前と比べて、1日の勉強時間は3時間以上増えた。単純計算で、1ヶ月に90時間以上の差が生まれる。医学部受験においてその差は、合否を分けるほどのものになりうる。
努力が報われた、って感じ。クリスマスも年末もお正月も誕生日も勉強し続けた事が自信になった。
Aさん・19歳・浪人生
Aさんがこの言葉を語るとき、その言葉の奥に見えるのは「結果」だけではない。クリスマスイブも、年が明けた元日も、自分の誕生日でさえも、席に着いてページをめくり続けたという事実そのものが、彼女を支えた。
「やった」という記録が積み重なるほど、「やめられない」ではなく「やり続けたい」という感覚に変わっていく。自習室という場所が、その変化を後押しした。
同じ夏を過ごす人たちへ
Aさんと同じく、この8月に大きな試験を控えた利用者はKAKOIに少なくない。後楽園駅前店では、24歳のIT監査人・Bさんが「8月の会計士論文式試験に合格したい」という目標を胸に通い続けている。
Bさんが自習室を探したきっかけは「集中力が持続しない」という悩みだった。文京区内で自習室を検索してKAKOIにたどり着き、ストップウォッチを使いながら今日も論文対策の問題を解き続けている。Aさんとは異なる試験種、異なる年齢でも、「集中できる場所が必要だ」という課題は変わらない。
また本郷三丁目駅前店には、32歳の会社員・Cさんの姿もある。社労士試験の合格を8月に控え、仕事を終えてから自習室へ向かう毎日を過ごしている。仕事をしながら資格試験に挑む社会人にとっても、静かに集中できる環境はかけがえない。
年齢も職業も目標もまったく違う人たちが、同じ空間で黙々と机に向かっている。その静けさの中に、互いを高め合う空気がある。
合格の先へ、Aさんが歩む道
国立大学医学部医学科への合格を手にしたAさんが、次に掲げた目標は医師国家試験の合格だ。医学部入学はゴールではなく、長い医師への道のりのスタートラインにすぎない。
それでも彼女は、この浪人の1年間で得たものを確信として持っている。「毎日続けた」という事実は、どんな試験前夜にも揺るがない土台になる。クリスマスも元日も誕生日も、机に向かい続けたあの日々は、医師を目指す6年間を支えてくれるはずだ。
8月、受験生にとって最も暑く、最も苛烈な季節。でも振り返れば、あの夏を乗り越えたことが自信の根っこになる。Aさんがそれを証明してくれた。
当初は親にお金の負担を掛けることになるので躊躇していたが、入会して良かった。料金以上のサービスだった。
Aさん・19歳・浪人生
この言葉が、今まさに自習室への入会を迷っている誰かの背中を、そっと押してくれることを願っている。

