7月、試験の季節に「集中できない」と向き合う
7月が来るたびに、学生たちは試験と向き合う。梅雨が明けきらない蒸し暑い空気の中、前期試験のレポート締め切りや定期試験がつぎつぎと重なってくる季節だ。
「やらなきゃいけない」という気持ちは十分にある。テキストも手元にある。それでも——気づくとソファに横になり、スマートフォンを眺めて1時間が過ぎている。そういう経験を、一度でもしたことがある人は少なくないはずだ。
Aさん(21歳・大学生)は、まさにその「やる気はあるのに集中できない」という状態に長い間悩んでいた一人だった。
自宅では30分も持たなかった、あの頃
Aさんが自習室KAKOIの後楽園駅前店を使い始めたのは、そんな日々に嫌気が差したからだった。
大学の授業が終わって帰宅する。「今日こそ勉強しよう」と思ってテキストを机に広げる。しかし10分もしないうちにスマートフォンの通知が鳴る。SNSを少し確認するつもりが、いつの間にか30分が過ぎている。
「勉強になかなか切り替えできずに、ずっとソファやベッドでスマホをいじっていたと思います」とAさんは振り返る。自宅という空間には、誘惑があまりにも多かった。
スマートフォンだけではない。家族の生活音——テレビの音、台所で料理をする音、廊下を歩く足音。どれも日常のさりげない音のはずなのに、集中しようとすればするほど耳に入ってくる。
最初は「意志が弱いだけだ」と自分を責めていた。しかし何度試みても同じ結果が繰り返されると、さすがに気づき始める。問題は意志の強さではなく、環境そのものにあるのかもしれない、と。
大学の自習室で気づいた「場所の力」
転機は、大学の自習室を試してみたときだった。自宅では30分と持たなかった集中が、周りで黙々と勉強している人たちの中にいると、自然と2〜3時間続くようになった。
環境を変えようと大学の自習室を利用したところ、周囲も黙々と勉強している空間で、自然と気持ちが切り替わり、2〜3時間連続して集中できるようになりました。
21歳・大学生 Aさん
「場所が人を変える」という言葉があるが、Aさんはそれを体で実感した。意志で集中しようとするのではなく、集中せざるを得ない環境に身を置くことが、はるかに効果的だった。
しかし大学の自習室には、ひとつ大きな制約があった。学校が休みの日は、閉まってしまう。休日こそ長い時間勉強に充てたい——そのニーズとまったく合わなかったのだ。
「学校が休みの日も使えて、しかも集中できる場所はないか」。そう考えて探し始めたAさんが出会ったのが、自習室KAKOIだった。
KAKOIで「ちょうどよさ」を見つけた
初めて後楽園駅前店を訪れたAさんが、まず驚いたのは設備の細かな作り込みだった。
設備の部分で違いを感じました。特に椅子の座り心地が最高すぎたのと、机の高さもちょうど良かったです。部屋の温度調節でちょうどよくて勉強しやすかったです。
21歳・大学生 Aさん
長時間座り続けることを前提に設計された椅子と机。適切に保たれた室温。「ちょうどいい」という感覚は、勉強の内容ではなく身体的な快適さから生まれることをAさんは改めて実感した。
カフェや図書館と比べてどうだったか、Aさんに聞いてみると、こんな違いを感じたという。
| 場所 | 静かさ | 長時間滞在 | 休日利用 |
|---|---|---|---|
| 自宅 | △ | ○ | ○ |
| 大学自習室 | ◎ | ○ | × |
| カフェ | × | × | ○ |
| KAKOI | ◎ | ◎ | ◎ |
自宅は誘惑が多く、大学は休日に使えない。カフェは騒がしく長居しにくい。KAKOIは、それらの弱点をすべてカバーしていた。
同じく後楽園駅前店を利用する22歳の学生Bさんも、「口コミで知って来てみた」という一人だ。試験のタイミングに合わせてスポット的に使い始め、今は試験期間の定番の場所になっているという。特定の目標に向けて「ここだ」と決めて集中できる場所があることの安心感、とBさんは話す。
「自分の世界」で集中できる人へ
Aさんが自習室KAKOIを使い始めてから、勉強との向き合い方が少しずつ変わった。
以前は「やる気が出たら勉強しよう」というスタンスだった。しかし今は違う。KAKOIに来るという行為そのものが、スイッチになっている。席に座る。テキストを広げる。それだけで、自然と勉強モードに入れるようになった。
環境がルーティンを作り、ルーティンが集中を作る。Aさんが身をもって学んだことは、そういうことだった。
7月は試験が重なり、焦りと暑さが同時にやってくる季節だ。だからこそ、「どこで」「どんな環境で」勉強するかを一度真剣に考える価値がある。意志の力だけで乗り越えようとするのは、正直かなりしんどい。
Aさんはこう言っていた。
自分の世界で集中したい人におすすめです。また試験期間中など特に追い込まなければならない時にバッチリです。
21歳・大学生 Aさん
「自分の世界で集中したい」——この一言に、Aさんがたどり着いた答えがある。周囲の目も気にならない、スマホの通知も届かない、ただ自分と勉強だけが存在するような空間。それが、KAKOIという場所だった。
自宅でどうにもならない日が続いているなら、環境を変えることを選択肢に入れてみてほしい。「やる気が出ない」ではなく「やる気が出る場所にいない」だけかもしれない。
Aさんのように、場所を変えただけで2〜3時間連続の集中が手に入るなら、それはもう試してみる価値がある。

