「今日は5時間やる予定だったのに、気づいたら寝てしまった…」
「部活でクタクタ。机に向かう気力なんて1ミリもない」
受験勉強は長距離走です。毎日コンディションが完璧なわけではありません。
しかし、真面目な受験生ほど「計画通りできなかった自分」を責めてしまい、そのままスランプに陥ることがあります。
そんな時に試してほしいのが、「1分習慣(特別ルール)」という考え方です。
「できない日」はハードルを極限まで下げる
画像にもある通り、急な予定や体調不良でリズムが乱れることは誰にでもあります。
そんな日は、思い切って「自分への合格ライン」を下げてください。
💡 受験生のための「1分習慣」変換例
「やらない(0)」と「1」の間には天と地の差があります。
30分できないなら、1分でOKと自分に許可を出しましょう。
- 📚 数学の問題集
- × 1ページ解く
◎ 1問の「解答」を書き写すだけでOK! - 📖 英単語
- × 100個覚える
◎ 単語帳を「開く」だけでOK! - 🎧 リスニング
- × 模試1回分やる
◎ 移動中に1トラック流すだけでOK!
なぜ「1分」が最強なのか?
「たった1分で意味あるの?」と思うかもしれません。
しかし、脳科学的にもメンタル管理的にも、この効果は絶大です。
① 「作業興奮」で意外と続いてしまう
人間の脳は、やり始めるとやる気が出るようにできています(作業興奮)。
「1分だけでいい」と思って教科書を開くと、案外そのまま10分、20分と勉強できてしまうことが多いのです。
② 「今日もできなかった」という自己嫌悪が消える
受験生にとって一番の毒は「罪悪感」です。
「1分でもやった!」という実績があれば、「自分との約束を守れた」という自信に繋がり、翌日のモチベーションが保たれます。
③ 「勉強ゼロの日」がなくなる
1日サボると、再開するのに莫大なエネルギーが必要です。
細くてもいいので「毎日繋がっている」状態をキープすることが、挫折を防ぐ唯一の方法です。
まとめ:一番低いハードルを飛び越えよう
やる気が出ない日は、誰にでもあります。
そんな時は、完璧主義を捨てて「特別ルール発動!今日は1分で勝ち!」と宣言してください。
今日のまとめ
- イレギュラーな日は「特別ルール」でOK
- 1問見るだけ、1行読むだけで「勉強した」とカウントする
- 「続けた実績」が自信になり、スランプを防ぐ
「家だとどうしてもダラダラして、1分のスイッチすら入らない…」
そんな方は、「自習室に行く」ことだけをゴールにしてみてください。
席に座ってしまえば、こちらのものです。
集中できる環境を用意して、いつでもお待ちしています。

