10月。受験生に忍び寄る「焦り」の季節
10月に入ると、空気が変わる。朝晩はひんやりとした風が吹き始め、日の落ちるのも早くなる。街路樹がうっすら色づき始めるこの時期、受験生にとっては「あと何ヶ月」という現実が一気に迫ってくる季節でもある。
模試の結果が出そろい、志望校との差が数字で突きつけられる。センター試験対策も本格化し、やるべきことは山積みなのに、気持ちだけが空回りする。そんな焦りを抱える受験生は、毎年この時期に急増する。
今回紹介するのは、江戸川橋エリアに暮らす10代の女子高生・Aさんだ。国立の医学部合格という高い目標を掲げながらも、自宅での勉強がどうしても続かないという悩みを抱えていた。彼女が自習室KAKOIの無料体験を訪れ、何かが変わるまでの話を聞いた。
自宅では「諦め」が口癖になっていた
Aさんが目指すのは国立の医学部。数学・英語・化学・古典と、科目数も多く、どれも高い完成度が求められる。放課後は学校の図書館や自宅の机に向かうが、思うように集中が続かないことが長い間の悩みだった。
自宅に帰ると、リビングからテレビの音が聞こえてくる。スマートフォンの通知が鳴るたびに手が止まる。「少しだけ」と横になったら、気づけば眠ってしまっている。そんな繰り返しが、日常になっていた。
家ではすぐ諦めてデバイスをみたり寝てしまうのが、自習室では途中で挫けにくくなり最後まで頑張るという思いを強く実感しています。
10代女性・高校生(江戸川橋エリア在住)
「諦め」という言葉は重い。医学部受験は何年もかけて準備する人が多く、途中で気持ちが折れることは珍しくない。Aさんも、自宅でスマホを手に取るたびに「今日はここまでにしよう」と早々に切り上げてしまう夜が続いていたという。
問題は意志の強さではなかった。環境が、彼女の集中を奪い続けていた。
自転車で行ける距離に、静かな場所があった
Aさんが自習室KAKOIの江戸川橋駅前店を知ったのは、最寄り駅の近くで見かけたことがきっかけだった。自転車でも簡単に来られる場所にあり、放課後の時間帯に立ち寄りやすいという点が入口になった。
それまでもカフェで勉強しようとしたことはあった。でも、周囲の話し声が気になったり、長居すると申し訳なくなったりして、結局ゆっくり集中できないまま帰ることが多かった。「カフェより圧倒的に集中できる」という評判が、無料体験を申し込んだ決め手になった。
体験当日、Aさんが最初に驚いたのは「机の広さ」だった。参考書、ノート、問題集、資料——それらをすべて広げて同時に確認できる作業スペースがある。自宅の机では一度に広げることができず、参考書を何度も入れ替えながら勉強していたことを思い出したという。
静かで情報の資料を家ではできない、広く広げて同時にみることができ集中しやすい雰囲気があるという点が特に気に入っています。
10代女性・高校生(江戸川橋エリア在住)
広い机と静かな空間。それだけで、勉強の質はこれほど変わるのか——体験を終えたAさんは、そう実感した。
数列の問題を15問、最後まで解き切った日
体験の中でAさんが取り組んだのは、もともと苦手意識のあった数学の数列の問題集だった。自宅では数問解いたところで気が散り、途中で別のことをしてしまうのが常だったという分野だ。
しかしその日、Aさんは15問を連続して解き切った。
途中でスマホを見ることもなく、手を止めることもなく、ただひたすら問題と向き合い続けた。静かな空間の中で、鉛筆の音だけが響く。気づいたら1時間以上が経過していた。
「挫けにくくなる」という感覚は、気合いや根性とは違う。周囲に同じように勉強している人がいて、静かな緊張感が漂っている。その場の空気が、自然と「もう少し続けよう」という気持ちを引き出してくれる。Aさんが体験したのは、まさにその感覚だった。
Aさんが利用するのは主に夕方17時から19時の時間帯。学校の放課後に直接やってきて、1回あたり3〜4時間を集中して過ごす。数学の問題集、古典の暗記、化学の有機・無機——科目をローテーションしながら、帰宅するころには確かな達成感を持って家に帰れる。
自宅に帰ってすぐ「諦めてしまっていた」あのころとは、まったく違う夜が始まるようになった。
「環境を変える」ことの本当の意味
同じような悩みを抱えながら自習室を選んだ利用者は、Aさんだけではない。春日駅前店に通う20代の女子大学院生・Bさんも、もともとは自宅と図書館を行き来しながら大学院の国家試験対策をしていた一人だ。
Bさんが語るのも、環境の力だ。自習室KAKOIを選んだ理由は「カフェより圧倒的に集中できる点」であり、利用を続けるうちに試験勉強の進捗が予定より早まったという実感を得た。「学習量が以前より増えた」という変化は、努力の量を増やしたのではなく、集中の質が上がったことで生まれた。
また、本郷三丁目駅前店に通う53歳の会社員・Cさんは、英国の大学院博士課程の論文を読むために週末を丸ごと自習室で過ごす。「オンとオフの切り替えはものすごく大事。その為にも、脳をオフトラックにする環境、KAKOIは非常に役に立ちます」という言葉は、年代も目的も違うが、本質を突いている。
10代の高校生も、20代の大学院生も、50代の社会人も——「自宅では集中できない」という悩みは共通していて、そこから抜け出す手がかりは「場所を変えること」にあった。
Aさんが自習室KAKOIで手に入れたのは、単に「静かな勉強場所」ではない。放課後の3〜4時間を、本当の意味で使い切れる環境だ。医学部受験という長い戦いを前に、毎日の集中時間の質が積み重なっていく——その確かな手応えが、今のAさんを支えている。
自宅で「今日はここまでにしよう」と早々に諦めていた夜が、どれだけあっただろうか。場所を変えるだけで、自分が変わる。Aさんの体験は、そのシンプルな事実を教えてくれる。
- 放課後の夕方(17〜19時)に利用できる、学校帰りの動線に合った立地
- 参考書・ノート・資料を同時に広げられる、ゆとりのある机
- 静かな環境が自然と「最後まで続けよう」という気持ちを引き出す
- カフェと違い、時間を気にせず集中し続けられる
10月、受験の追い込みが始まるこの季節。自宅での勉強に限界を感じているなら、まず「場所」から見直してみることが、最初の一手になるかもしれない。

